団子
米粉などを水やお湯で溶いて、こねて蒸したり茹でたりしてできた餅を丸めたものを、私たちは一般的に「団子」と呼んでいます。
さらに一般的な認識では、この餅を3~5個程度に串刺しにして、タレを絡めて焼いた「みたらし団子」が、「団子」と聞いて連想するものであるといえます。
お祭りの縁日で売られていたり、お月見のお供え物とされていたりなど、団子は様々な場所で見かけます。
また、先に書いたような一般的な「みたらし団子」や、お月見のお供え物としての「白玉団子」、赤・白・緑3色構成の「花見団子」のようなものもあります。
元がシンプルな素材ですので、そこによもぎを混ぜて「草団子」にしたり、あんこ・きな粉と絡めても美味しく頂けます。
身近なものから神聖なものまで、多種多様な意味合いを持つこの「お団子」は、ある意味で最も日本の生活に溶け込んでいる食べ物といえます。
「花より団子」ということわざにもありますように、お団子の魅力は尽きませんね
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Last update:2023/5/22